ヘルスリテラシーとは
ヘルスリテラシーとは、自分の健康状態を正しく理解し、適切な行動をとるための能力のことを指します。このヘルスリテラシーを高めていくことは、病気の予防や、健康寿命を延ばすことにもつながっていきます。
現代は、健康に関する情報があふれている時代です。だからこそ、その情報を「どう活用するか」が、とても大切になってきています。
ヘルスリテラシーが低いと、病気や治療、薬についての知識が少なくなりがちで、誤った情報に振り回されやすくなってしまいます。
ヘルスリテラシーが高いと、正しい情報を自分で調べて理解する力があるため、自分自身の健康を、自分で守っていくことができます。
ヘルスリテラシーを高める3つのポイント
1. 自分を知る
ヘルスリテラシーを高めるために、まず大切なのは「自分の体や健康状態を理解すること」です。日々の体調の変化に気づき、早めに対処できるようにしておくことが、病気の予防や早期発見につながります。
- 体重・血圧を測定し、変化を知る
自宅でも簡単に測れるものを活用しながら、自分自身の体の変化に気づけるようにしていきましょう。 - 健康診断を受ける
健診結果を確認することを、生活習慣を見直すきっかけにしてみてください。 - 「いつもの自分」の状態を知っておく
ふだんの自分を知っておくことで、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。
2. 情報収集の力を養う
正しい情報を集める力を養うことも、ヘルスリテラシーを高めるうえで欠かせません。
健康に関する情報は、インターネット上にたくさんありますが、そのすべてが信頼できるとは限りません。根拠があいまいな情報に振り回されないよう、信頼性の高い情報源を見極める視点を持っておきたいところです。
そこで参考になるのが、「か・ち・も・な・い」という考え方です(聖路加国際大学教授が提唱されているもの)。
- か:書いたのは誰?発言しているのは誰?
- ち:違う情報と比べてみた?
- も:元ネタ(根拠)は何?
- な:何のための情報?
- い:いつの情報?
情報に触れたとき、この5つの視点で少し立ち止まってみると、情報との付き合い方が変わってくると思います。
3. 相談する力を持つ
適切なタイミングで、専門家に相談できる力も、ヘルスリテラシーの大切な要素のひとつです。
自分で調べることももちろん大切ですが、判断に迷ったときは、専門家に相談することも必要です。ふだんから、かかりつけ医など身近な専門家と信頼関係を築いておくと、いざというときに相談しやすくなり、より適切な健康管理につながっていきます。
まとめ
ヘルスリテラシーを高めていくことは、長期的な健康維持だけでなく、仕事やプライベートを前向きに過ごしていくための土台にもなります。
もし身近に「ヘルスリテラシーをもう少し高めたいな」という方がいたら、この3つのポイント自分を知ること・情報収集・相談する力を、少しずつ意識してもらえるように、そっと伝えてみてもらえたらと思います。
MASOSO 