産業保健師といっても、働き方はひとつではありません。
雇用形態によって、日々の仕事のスタイルや収入、やりがいの感じ方もかなり変わってきます。

「どんな働き方があるんだろう?」

「今の働き方、自分に合っているのかな…」
そんな方に向けて、今回は産業保健師の働き方を3つに分けてご紹介します。
産業保健師の主な働き方は3つ
- 企業に直接雇用される
- 業務委託として働く
- 開業する
それぞれのメリット・デメリットを解説します。
① 企業に直接雇用される産業保健師
企業の社員として、人事・総務部門などに所属しながら、従業員の健康管理を担う働き方です。
メリット
・毎月の給与が安定していて、福利厚生も充実していることが多い
・人事・総務や各部署と連携しながら、企業の一員として活動できる
・長期的に同じ企業に関わるため、継続した健康施策を実施しやすい
デメリット
・企業の方針に沿った活動が基本になるため、自分のやりたい産業保健と乖離を感じることもある
・一般の従業員と同じく、部署異動で他事業所に配属される可能性もある

産業保健が未経験の方には、まず直接雇用からスタートするのがおすすめです。一般企業の組織文化や、人事・総務との連携のリアルを肌で感じられる環境は、後々の大きな財産になります!
② 業務委託で働く産業保健師
特定の企業に雇用されるのではなく、産業保健業務を契約ベースで提供する働き方です。
メリット
・契約内容によっては、働く時間や場所を柔軟に選びやすい
・さまざまな業種・企業文化に触れられ、視野が広がる
・自分の専門知識を活かして、各企業のニーズに応えられる
デメリット
・契約期間が限られていることもあり、収入が不安定になる可能性がある
・企業内のサポートを受けにくいため、ある程度の経験と自律性が求められる

産業保健の業務をひと通り理解できている方、「産業保健業務に専念したい!」という方には業務委託もおすすめです。産業保健に特化した会社に所属して各企業に派遣される形だと、収入も安定しやすいです。
③ 開業する産業保健師
自ら事業主として開業し、複数の企業や個人に産業保健サービスを提供する働き方です。
メリット
・働き方やサービス内容を、自分の裁量で自由に設計できる
・直接雇用より高い収入を得られる可能性がある
・ビジネスのチャンスが広がり、自分らしい産業保健を実現できる
デメリット
・経営やマーケティングのスキルも必要になってくる
・顧客の獲得・維持が難しい時期は、収入が不安定になることも
・すべての業務を自分で管理するため、責任の重さを感じる場面もある

「こんな産業保健をやりたい!」という明確なビジョンがある方は、独立・開業という道もとても素敵だと思います。勇気のいる一歩ですが、自分らしく働ける可能性が広がります✨
まとめ
産業保健師の働き方は、大きく直接雇用・業務委託・開業の3つ。
| 直接雇用 | 業務委託 | 開業 | |
|---|---|---|---|
| 収入の安定性 | ◎ | △ | △〜◎ |
| 働き方の自由度 | △ | ○ | ◎ |
| 経験が浅くても始めやすい | ◎ | △ | × |
| 専門性を活かしやすい | ○ | ◎ | ◎ |
大切なのは、今の自分のキャリアステージやライフスタイルに合った働き方を選ぶこと。
まず経験を積みたい → 直接雇用
産業保健に専念・柔軟に働きたい → 業務委託
自分のビジョンを形にしたい → 開業
どの道を選んでも、産業保健師として積み重ねた経験はきっと自分の財産になります。
焦らず、自分のペースで自分に合った道を見つけていただけたら嬉しいです。
MASOSO 